2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
西部劇といったら『荒野の用心棒』 そんなイメージが強く付いています。 クリント・イーストウッドによるハードボイルドな姿は、いつの時代に見てもただただカッコいいです。 そのハードボイルドな男が二人になったら……? そんな男の願望を叶えてくれたのが…
韓国のモンスターパニック映画といえば『グエムル 漢江の怪物』が真っ先に浮かびます。そんなモンスターパニック映画を16世紀、正確には朝鮮・中宗22年(1527年)を舞台に行ったのが今回レビューする『ムルゲ 王朝の怪物』でした。果たして、韓国映画の新た…
恋愛には「運命の出会い」というものがあります。目と目があってお互いに愛を感じる……まさにロマンチックです。しかし、世界の人口は60億人。その運命の出会いが必ずしも一人とは限りません。そんな2度目の「運命の出会い」によって人生を狂わせていく1組の…
もしも腕を振るだけで願いが叶うとしたら? 子供から大人まで考えるであろう理想。それを映画化したのが今回レビューする『ミラクル・ニール』です。 地球外生命体によって授けられた何でも願いが叶う力を使って冴えない男ニールが人生をハッピーにする…… そ…
韓国の音楽映画という、なかなかお目にかかれないジャンルの映画でした。しかも時代は1950年、舞台は巨済島(コジェとう)の捕虜収容所なのですから珍しい事この上ありません。 そんな本作は中身も変わっていました。韓国への絶対的な忠誠心を抱くロ・ギスが…
アメリカといったらピーナッツバターです。良質のたんぱく源ともなるそれは、映画の食事シーンでも時々見かけます。これまで私の中でのベストピーナッツバタームービーは、トム・クルーズ主演作『宇宙戦争』(2005)か『セルフレス/覚醒した記憶』(2015)のいず…
近年のハリウッド技術は、凄まじい領域にまで達しています。 CGを使えば、空間、物、人まで作れてしまうほどのクオリティです。 そのため、ゲームの空間を再現するなんてことも不可能ではありません。 今回レビューする『名探偵ピカチュウ』は過去の名作ゲー…
クリント・イーストウッド監督作40作目となる『リチャード・ジュエル』イーストウッド監督39作目『運び屋』からおよそ1年での公開は異例のスピードです。さらに驚くべきは2016年『ハドソン川の奇跡』から1年毎のペースで公開しているということ。毎年、コン…
ニコラス・ケイジといえば、メジャーな俳優ながらも多くの作品に出演しています。 ビックタイトル、B級問わず出演するその積極性は、ファンにとっては面白い限りです。 そんなニコラス・ケイジによる(2020年現在)唯一のディザスタームービーが今回レビュー…
今の時代、ヒーロー映画はもはやメジャーとなっています。 特にMARVELとDC。このアメコミ2社による映画は映画界を変えたと言っても過言でないレベルで影響を与えました。 そんな中、2016年ひっそりと生まれたのが『マックス・スティール』でした。 1997年に…
ブラッド・ピットというと、おそらく映画をあまり見ない層でも知っている俳優でしょう。 今となっては、彼が出れば主人公。そんなイメージすらついています。 今回レビューする『リバー・ランズ・スルー・イット』は、そんなブラピがキャリアを高く向上させ…
ファミリーゲームであるすごろく。 サイコロを振って、出た目の数だけ進み、止まったマスのイベントをクリアする…… そのシンプルだけれど奥の深いゲームは、きっと誰もが楽しむこと出きるはずです。 そんなすごろくが現実世界とリンクしたら…… そんな斬新な…
砂漠のアドベンチャーといえば、おそらく『ハムナプトラ』シリーズを思い浮かべる人が多いでしょう。 しかし、あの作品は原題が『The Mummy』であることからも分かるように、ミイラがメインテーマとなっています。 そんな砂漠アドベンチャーに神々と人間の因…
音楽は人を幸せにする力を持っています。 ジャンルがなんであれ、いい音楽を聞けば誰しもが楽しい気持ちになります。 そしてそれはシスターとて同じ。 そんな音楽の力強さを教えてくれるのが今回レビューする『天使にラブ・ソングを…』です。 前知識として知…
人には誰しも戦うべき時があります。 それは何かを守るべき時であったり、立ち向かわなくてはならない時でしょう。 今回レビューする『バーバラと心の巨人』では、一人の少女バーバラが巨人という強大な敵と戦うべき時を迎えます。 と、まるでファンタジー作…
ケビン・コスナーといえば俳優というイメージがあります。 そんな彼ではありますが、これまで3度監督を務めています。 その内で初監督作品となるのが、今回レビューする『ダンス・ウィズ・ウルブズ』です。 もちろん主演もコスナーが務めています。 本作を語…
野球選手がプロになるために必要な人、それはスカウトマンです。 高卒、大卒、社会人関係なく、彼らの評価は気になるでしょう。 そんな野球には欠かせないスカウトマンですが、映画でその役職を題材にした映画というのは今まで目にすることはありませんでし…
西部劇にはロマンがあります。 広がる荒野、木組みの町、暴れる無法者たち、孤高のガンマン…… 唯一無二の世界観で戦う男たちの生き様は、色あせない魅力があると思います。 そんな西部劇のある男の死に様から始まるのが今回レビューする『奴らを高く吊るせ!…
スティーヴン・C・ミラー監督とブルース・ウィリスは、2020年現在まで、通算3回もタッグを組んでいます。 けれど、その3作ともがファンにとって不満の残るものとなっているのが現実です。 そんなミラー監督による「ブルース・ウィリス無駄遣い三部作」の内、…
近年、さまざまなサメ映画が作られています。 頭が複数あったり、空を飛んだり、あり得ない場所から現れたりとやりたい放題です。 しかし、そうしてさまざまな設定が作られているのはひとえにサメ映画が愛されているからでしょう。 そんなサメ映画の原点とも…
青春とはなにもいい思い出ばかりではない。時にバカをやり、時に傷つく。後から振り返ると「なんでこんなことしたんだ?」と思うようなことさえある。けれど、青春時代が光り輝いていた事実に変わりはない。そんな青春の輝きと、後悔を描いたのが今回レビュ…
家というものは、人が住んで初めて命が吹き込まれるものです。そうして吹き込まれた命は、住民に安心感を与えてくれます。そんな家と人間の美しい関係をぶち壊すホラーが、今回レビューする『マザー!』です。 胸糞悪い展開の数々!他人が家に入る恐怖!本作…
今やスティーヴン・セガール主演作『沈黙の~』シリーズは、映画ファンの中では有名です。その原点ともなる作品が今回レビューする『沈黙の戦艦』となります。『沈黙の~』シリーズとはいっても、セガールが演じるケイシー・ライバックが登場するのは本作と…
男二人のロードムービー 「旅は道連れ世は情け」 そんなことわざがあるように、旅には相棒の存在が欠かすことができません。 本作でもそれは同じで、マックスとライオネルこと"ライオン"の二人が、ピッツバーグに向かうのを眺めているのが楽しい作品でした。…
7つ願いを叶える代わりに周りの人間の命を奪う。そんな誰もが夢想する分かりやすい作品が『7WISH』だ。 似たシチュエーションで『運命のボタン』という作品もあるが、あちらの作品は宇宙人が絡んできたりと無茶苦茶である。それと比べると脱線もあまりなく分…
映画において、大使館がテロリストに占拠される展開というのはよく見かけます。 その場合、要求されるのは大抵が、大物テロリストの解放です。 今回レビューする『デッド・リミット』はそんな展開を地で行くスタイルの作品でした。 感想 アクション?サスペ…
マジックとは夢を与えるものです。 映画も夢を与えるものです。 ならマジック映画では……? そんなワクワクを実現したのが、今回レビューする『グランドイリュージョン』です。 マジック……いや、これはもう魔法! 本作を見る前、私の中では「華麗なマジックで…
パワードスーツといえば人類のロマンです。 ロボットや超能力なんかよりもよっぽど現実的で「あり得るかも」と思えるのがいいのかもしれませんね。 そんな、パワードスーツロマンをマット・デイモン主演でおくるのが今回レビューする『エリジウム』です。 感…
「キアヌ・リーヴスといえばSF」 そんなイメージが定着したのはおそらく『マトリックス』シリーズが原因でしょう。 近未来の世界を掌握し、戦うキアヌほどカッコいいキャラクターはなかなかいるものではありません。 そんなキアヌが一転、近未来の技術に右往…