2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
現在公開中の『ソニック・ザ・ムービー』での出演によって話題となっている俳優がいます。 その俳優とはジム・キャリーです。 『マスク』(1994)や『ケーブルガイ』(1996)、『ライアーライアー』(1997)などで怪演を見せました。 そんな彼が1998年に主演を務め…
第二次世界大戦を題材とした作品は数多く存在します。 第一次世界大戦を題材とした作品も少なくはないでしょう。 それでは、第二次世界大戦が始まる前に作られた第一次世界大戦を題材にした作品ならどうでしょうか? 今回レビューする『武器よ去らば』は、か…
トム・クルーズ主演による『ジャック・リーチャー』シリーズ第二作。個人的な認識ですが、今作は一作目の『アウトロー』と作風が大きく異なっていたように感じられます。というのも、前作は街中で起きた狙撃事件を追った、所謂「刑事もの」のような展開。け…
トム・クルーズ主演のミステリー。公開当時は「これを見逃す手はない!」と思い立ち劇場に行った記憶があります。ただ、作品を見て当時思ったのは「トム・クルーズにしては地味」という印象でした。それもそのハズで、ピッツバーグのPNCパーク(野球球場)近…
『ランボー/怒りのアフガン』から20年……(1988年→2008年) ランボーがまさかの復活を果たしました。 ソ連はロシアになり、アフガニスタンとは仲たがいをし、時代が変わりランボーも変わりました。 そんな、20年ぶりの『ランボー』をシルヴェスタ・スタローン…
『ランボー/怒りの脱出』から約3年(1985年8月→1988年6月) 戦いの終わったハズのランボーに再び戦争の魔の手が伸びてきます。 今回の舞台はアフガニスタン。 そんな『ランボー/怒りのアフガン』を今回はレビューしていきます。 <h3>【感想】トラウマも陰謀もな</h3>…
ランボーによる大暴れから約3年。(1982年12月~1985年8月) 決着したと思っていたランボーの物語になんと続きが! 2作目は失敗するというジンクスをもシルヴェスタ・スタローンが吹き飛ばす『ランボー/怒りの脱出』を今回はレビューしていきます。 <h3>【感想】</h3>…
シルヴェスタ・スタローンといえば『ロッキー』派と『ランボー』派のどちらかに別れるはずです。 そんなスタローンの代表作シリーズの元祖『ランボー』を今回はレビューしていきます。 この『ランボー』シリーズは、どれも「ランボーが大暴れする」という点…
奴隷解放運動の立役者として有名なのはリンカーンです。 今でこそ1862年9月まで耐えれば、リンカーンによる奴隷解放宣言が発令されることが分かっているため希望が持てますが、当時の人たちにとっては奴隷制は先行きの見えない絶望でした。 そのため、奴隷制…
人間誰しも年を重ねるごとに人生経験を積んでいくものです。 それと同時に、体にガタが来るようにもなります。 そんな体の痛みを抱える主人公をスペインの名優アントニオ・バンデラスが演じたのが、今回レビューする『ペイン・アンド・グローリー』です。 <h3>【</h3>…
「レ・ミゼラブル」といえば、ヴィクトル・ユゴー著の小説をイメージします。 これまで、ドラマやミュージカル、様々な形で映像化されており、日本でも知らない人の方が少ないくらいでしょう。 そんな超有名作のテーマだけを引き継ぎ、現代ベースに落とし込…
興味はあっても意外と手が出しにくいのが農業です。 私も興味はありますが、日々の世話や場所を取ることなどを考えるとなかなか手が出せません。 そんな農業に本気で挑んだ人が自ら監督、脚本、制作、撮影まで行ったドキュメンタリーが今回レビューする『ビ…
「教師は生徒を守るもの」 そんなフレーズをよく耳にします。 今回レビューする『野獣教師』は、物理的に戦うことで生徒を守る教師の映画です。 と、本作のタイトルだけ見ると、戦う教師の物語に見えますが、実際にはそうではありません。 というのも、本作…
ロッククライミングといえば安全第一。それは当たり前ですよね。 そのためには、装備品を揃えるのが確実だと言えるでしょう。 しかし、世の中にはそうした装備品なしでロッククライミングを行うフリーソロ・クライミングというスタイルが存在しています。 今…
西部劇というのはたいてい人が死ぬものです。 そこへ、同情や慈悲というものは存在していません。 一方、シスターというと殺しとは無縁で、争い事を否定する立場にいます。 そんな、西部に生きるガンマンとシスターの真逆のタッグによる旅路を描いたのが、今…
人間にとって蜂は恐ろしい存在です。 刺されたら最悪死に至る毒性、集団で攻撃を仕掛けてくる獰猛性には、脅威を感じずにはいられません。 そんな蜂がもし巨大化したら……? そんなアホな想像に取り憑かれた人間たちが作ったのが、今回レビューする『スタング…
「ハーレイ・クインはジョーカーの恋人」 おそらく、DCのキャラクターの一人ハーレイ・クインを知っている人の認識はこうでしょう。 そんな設定をぶち壊し、ハーレイとジョーカーの破局から始まるのが、今回レビューする『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BI…
ジュリアーノ・ジェンマという俳優をご存知でしょうか? 『夕陽の用心棒』(1965)でその名を轟かせ、一躍西部劇のスターとなったイタリアの俳優です。 タイトルにそんな彼の名前が付いている映画が今回レビューする『カリフォルニア~ジェンマの復讐の用心棒…
世の中には、伝説的な駄作というものが存在しています。 中でも『死霊の盆踊り』と『プラン9・フロム・アウタースペース』は、メジャー。数多くの人から、長きに渡って言い伝えられてきた駄作です。 今回は、そんな伝説の駄作のひとつ『プラン9・フロム・ア…
ホラー界の巨匠の一人ジョー・ダンテ。 彼が1978年に監督した『ピラニア』は、エログロありのB級映画丸出しでコアなファンを虜にしました。 そんな伝説の映画を最新技術でリメイクしたのが、今回レビューする『ピラニア(2011)』です。 ストーリーは至ってシ…
「アメコミ界のヒーローといえば?」と聞かれるとおそらくスーパーマンは、上位に出てくるでしょう。力、速さ、耐久、あらゆる面において最強とも呼べるスーパーマンは、多くの人の憧れとも言えます。それまで、実写映画が5作品作られていたのもその人気を物…
「あの頃は良かった……」 人には誰しもそんな風に思ってしまうことはあるものです。 そんな時に見たい映画が今回レビューする『ニュー・シネマ・パラダイス』となります。 ノスタルジーに浸れると同時に未来に目を向けさせてくれる、まごうことなき名作です。…
エルキュール・ポアロの活躍する作品と聞くと『オリエント急行殺人事件』が思い浮かびます。けれど、彼の活躍を描いた作品は他にもあります。その中で、数少ない映画化作品の内の1つが今回レビューする『地中海殺人事件』です。(ちなみに『オリエント~』以…
「人は生まれながらに罪を持つ」 アダムとイブの時代から人間に課せられたこの「原罪」は、様々な映画や小説などの創作物で取り扱われて来ました。 そんな「原罪」を『殺されたミンジュ』(2014)や『The NET 網に囚われた男』(2016)などでメガホンを取ったキ…
「宇宙生命体は存在するか否か」それは古今到来議論されてきたことですし、おそらくこれからも議論されるでしょう。そんな宇宙生命体に関する、発見と接触、暴走を描いたのが、今回レビューする『ライフ』です。もちろん堅苦しいSFではなく、エンタメSF映画…
交通機関が発達したとはいえ、未だ車の需要が高い今日この頃。郊外に暮らしていればなおの事、必要となります。そんな環境下、デイジーの壊滅的な運転技術がきっかけで起きる運命の出会いを描いたのが、今回レビューする『ドライビング Miss デイジー』です。…
数多くのアクション映画で主演を務めてきたスティーヴン・セガールの中でも、ケイシー・ライバックシリーズは高いクオリティを誇っています。 そんなシリーズ第二作となるのが、今回レビューする『暴走特急』です。 本作、他のセガール映画と比べて何が面白…
「日本には四季がある」こんなフレーズをよく耳にしますが、当然のことながら外国にも四季はあります。ただし、日本は四季による天候がハッキリと分かれているんですね。そうした意味合いから四季があるというフレーズなんだとか。そんなうんちくはさておき…
犬と人間の関係は、時折奇跡を呼び起こします。例えば、『ハチ公物語』のように待つ犬もいれば『南極物語』のように帰ってくる犬もいます。そんな犬と人間の奇跡の関係を描いた作品が『野生の呼び声』でした。 時は19世紀末。サンフランシスコの裕福な家で飼…
近年、溢れかえっている海洋生物が暴れまくるパニックホラー。 今でこそ、CGによってその場に怪物がいなくても成り立ちますが、それが出来ない時代もありました。 今回レビューする『テンタクルズ』は、そんな時代に苦心するスタッフの努力が見えるパニック…