ストーリー謎のウイルスが韓国を襲った日、軍人のジョンソクは、姉一家を連れて香港行きの船へ乗っていた。 しかし、その船内でウイルス感染者が現れ、姉と甥が命を落としてしまう。4年後。 香港では韓国人は難民同然の扱いを受けていた。 ある男から韓国に…
ストーリーソウルの民宿で暮らしている家出少女ヘスンは、ヒモ男の恋人キウンに体を売ってお金を稼ぐように強要されそうになり、彼のもとから飛び出してしまう。 同じ頃、ソウルの駅で寝泊まりをしていたホームレスの一人が命を落とす。 しかし、その男は命…
ストーリーソウルでファンドマネージャーとして働くソングは妻と別居し、娘スアンと共に暮らしていた。 スアンは誕生日に、釜山にいる母親に会いたいと言い、ソングは渋々ながらもそれを了承した。 翌日、二人はソウル発釜山行きの新幹線に乗る。 しかし、そ…
ストーリー1998年、オーストリアにて第二次世界大戦時にナチスがユダヤ人から奪った美術品の返還法が制定された。 それを知ったアメリカに暮らすユダヤ人女性マリアは、芸術家クリムトが叔母アデーレを描いた「黄金のアデーレ」の返還を希望する。 しかし"オ…
ストーリー青年ザックと恋人ショーンは同棲のために、大家夫婦から格安で家を借りる。 しかし、同棲を始めて少しした頃、ザックは子供の頃に見ていた悪夢を再び見始める。 彼はその悪夢に登場する人間が、現実でも見えるようになりつつあった。 ある日、大家…
ストーリー保険会社に勤めるジンは、とある絵画が盗まれた事件が大泥棒マックの仕業だと当たりをつけ彼を追跡する。 マックにたどり着いた彼女は、マックを現行犯逮捕するため、古代中国の秘宝を共に盗むよう提案した。 しかし、彼女には裏の考えがあるので…
あけましておめでとうございます。 2020年も早々と終わってしまい、2021年がやってきました。 2020年は多くの映画が公開延期となってしまいました。そして、その余波は2021年にもまだ残りそうだと言えます。 そこで、今回は2021年にちなんで、家でも見れる「…
魔女といえば作品により、良いイメージ、悪いイメージそれぞれあります。 しかし、良いイメージがつき始めたのは最近の話で、もともと魔女は恐ろしい存在であることが伝承されてきています。 そんな魔女の原点のような姿をユーモア満載な世界観で送るのが、…
夢を追うこと、それにはリスクが伴います。 その夢が大きければ大きいほどより大きなリスクを負うのは必然だと言えるでしょう。 今回レビューする『ジョン・デロリアン』は、革新的な車を作るためリスクを負いながらも挑戦をした男を追った作品です。ストー…
ハンス・クリスチャン・アンデルセンといえば、「裸の王様」や「人魚姫」といった有名童話を数多く作ってきた作家です。 まさにデンマークを代表する作家と呼んで差し支えないでしょう。 そんなアンデルセンの童話をミュージカル仕立てにし、彼の生涯をフィ…
私たちが常日頃から当たり前のように使っている辞典。 それは、あることが当たり前のように思っていますが、それがなかった時代も当然のことながらあります。 今回レビューする『博士と狂人』は、そんな辞典のない時代に、新たな風を呼び込もうとした男たち…
スポーツ選手にとって幸せな瞬間。 それは自身の力により勝ちを得た瞬間だと言えるでしょう。 それが世界王者ともなると、その喜びははかり知れません。 しかし、それと同じくらい人間にとって大切なのが"愛"です。 今回レビューする『オリ・マキの人生で最…
中東に存在する国イラン。 そこではイスラム法に則り、死刑制度が定められています。 その基準は非常に厳しく、死刑執行数は中国に次いで二番目だと言われています。(2019年次) それだけに恐ろしいのは冤罪でしょう。 日本とは異なり、死刑執行までの期間…
西部開拓時代とは主に1860年代から90年代にかけてを表します。 20世紀(1901年~)に入ってからは、自動車が普及し、建物は近代化、カメラを用いた写真や動画の撮影までできるのが普通となってきました。 けれど、そうして近代化されていく時代の中、西部に…
芥川龍之介の著作「羅生門」といえば、たいていの人が知っている小説でしょう。 重苦しいながらも教訓のある内容は、小学校の教科書などにも乗せられています。 そんな名作小説を名匠黒澤明が映画化したのが、今回レビューする『羅生門(1950)』です。ストー…
運命の出会いというものは果たして存在するのか?それは誰にも分かりません。 偶然を運命と信じれば運命になりますし、偶然をそのまま偶然と捉えればそれは偶然でしかありません。 今回レビューする『(500)日のサマー』は、運命を信じた男の人生が変わるラブ…
人は一人では生きていけないというフレーズはよく耳にするかと思います。 実際その通りで、全てのことを一人でこなし、誰にも迷惑を掛けずに生きていくことはできません。 そんなかかわり合うことの素晴らしさを描いた作品が、今回レビューする『アバウト・…
前作『ビバリーヒルズ・コップ2』から7年。 エディ・マーフィー演じるアクセル・フォーリーが帰ってきた! そのシリーズ3作目となる作品が今回レビューする『ビバリーヒルズ・コップ3』です。ストーリーデトロイト市警に刑事アクセル・フォーリーは、違法な…
恋の駆け引きに置いて大切なこと。それは、相手を思いやることです。 いかに相手を気遣い、共感し合えるかがキモだと言えるでしょう。 今回レビューする『恋愛小説家』では、ジャック・ニコルソン扮する、潔癖症で偏屈な男が愛を手に入れようと奮闘する物語…
2020年12月9日。ひとつの映画館が閉館しました。その名は「ユジク阿佐ヶ谷」2015年4月25日にオープンしてからおよそ5年7ヶ月(2020年8月28日の休館からそのまま閉館であるため実質5年4ヶ月)阿佐ヶ谷に2館しかない映画館として愛されてきました。今回はそん…
「死んだ人間は天国か地獄に行く」 その死生観は昔から信じられてきました。 しかし、その世界がどのようなものであるかは、これまでもこれからも分かることはないでしょう。 そんな死後の世界、ある一人の男が抱える後悔から始まる作品が『天国は待ってくれ…
ストーリー 高校時代の友人が急死したことからザック、ノア、ウォーレン、ブライスの4人は再会を果たす。 彼らはブライスのツテから、ある製薬会社の株が高騰することを知り、インサイダー取引を目論む。 しかし、その製薬会社の汚職が発覚したことから株は…
第二次世界大戦時のナチス・ドイツといえば悪党というイメージしかありません。 しかし、それは独裁者アドルフ・ヒトラーの行き過ぎた思想があったがため。 ドイツ軍人皆がヒトラーのような過激思想を持っていたわけではありません。 そんなヒトラーの考え方…
西部劇のガンマンといえば孤高の存在。 その身ひとつで悪を討つ姿はロマンだと言えるでしょう。 しかし、もしそのガンマンの目が見えないとすれば、それは絶望的な状況だと言えるでしょう。 今回レビューする『ミネソタ無頼』は、少しずつ視力を失っていく孤…
限られた空間でのテロリストの戦いというのはアクション映画の王道と言えます。 迫る緊迫感と敵を一人ずつ減らしていく爽快感は、まさに映画向きだと言えるでしょう。 今回レビューする『ディレイルド 暴走超特急』では、暴走する列車内でテロリストにアクシ…
旅をすることは人を大きく変えます。 それは多くの出会いや出来事を経て成長をするからです。 そんな人を変えるロードムービーをラブロマンスに落とし込んだ作品が今回レビューする『ローマ発、しあわせ行き』です。 ストーリー シングルマザーであるマギー…
ジュリアーノ・ジェンマといえば、西部劇でブレイクした俳優です。 その爽やかな顔立ちと、軽快な身のこなしはマカロニ・ウェスタンの花形ともなりました。 そんなジュリアーノ・ジェンマが一躍有名となった作品が、今回レビューする『夕陽の用心棒』です。 …
大統領や官僚たちが普段どのような食生活をおくっているのか、という事は一般市民では知り得ません。 ましてやそれがフランスとなればなおのこと。漠然とオシャレなものを食べているというイメージしかつかないです。 今回レビューする『大統領の料理人』で…
映画において、素顔を晒すことのない役柄というのは珍しくありません。 特殊メイクであったり、かぶり物を着けての出演であったりがあるからです。 そうした素顔を晒さないキャラクターとして、おそらく最も有名なのが『スター・ウォーズ』に登場するダース…
「ビバリーヒルズを舞台にした映画」と聞くと、おそらく多くの人が『ビバリーヒルズ・コップ』を連想するハズです。 それは、単純にタイトルにビバリーヒルズが入っているのと同時に、作品がシリーズ化されており知名度が高いからでしょう。 そんなシリーズ…