2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「ビバリーヒルズを舞台にした映画」と聞くと、おそらく多くの人が『ビバリーヒルズ・コップ』を連想するハズです。 それは、単純にタイトルにビバリーヒルズが入っているのと同時に、作品がシリーズ化されており知名度が高いからでしょう。 そんなシリーズ…
ビバリーヒルズといえば高級住宅街。 気品と風格に満ちたその街は憧れの場所とも言えます。 そんな街に上品さなんてクソくらえな型破りな刑事が現れたとしたら…… それが今回レビューする『ビバリーヒルズ・コップ』です。ストーリーデトロイト市警の刑事アク…
ストーリー1861年。 ウエスタン・ユニオン社の技師長エドワード・クレイトンは、電信線の拡張を計画の調査中に落馬してしまうが、偶然通りかかった若者に助けられる。 落馬の傷も癒えた頃、クレイトンは電柱建設工事の作業員の中に自分を助けた若者がいるこ…
生きる者として決して避けられない運命、それが死です。 その事実に人は恐怖し、不安を抱くのは当然のことだと言えるでしょう。 それだけに、人の死を尊く美しいものとして描いた作品は共感を呼び、愛される傾向にあります。 今回レビューする『グッバイ、リ…
インディアンと白人というのは相容れない存在です。 そうした対立の模様は、西部劇ではもはやお約束の展開だと言えるでしょう。 今回レビューする『太陽の中の対決』は、白人がインディアンに育てられたという設定の作品です。ストーリー19世紀後半のアリゾ…
人が人を認識するのに第一に見るのが外見です。 見知った顔であればまず疑う余地もなく知り合いだと認識するでしょう。 しかし、もしその中身が違ったとしたら? そんな人間の内部が侵略される恐ろしさを描いたのが、今回レビューする『インベージョン』です…
ハードボイルドな主人公というと、冷静沈着で無口な人物というイメージがあります。 しかしハードボイルドとは、ゆで卵などが固くゆでられた状態=そうした感情に流されたりしない固い意志を指しています。 そのため、意志を曲げない強さを持っていればそれは…
ストーリーカリフォルニア州ロサンゼルスが地震により、大きな被害を受けた。 地震学者であるヤンは、それがまだ前震であり、12時間後にさらなる巨大地震が起きることを突き止める。 それを回避するためヤンは、元妻デボラが開発した「地震砲」を使うため、…
ドルフ・ラングレンといえば、知る人ぞ知るアクション俳優です。 近年では年を取ったこともあってか、あまりアクションをする姿を見なくなってきています。 しかし彼の存在感は凄まじく、出演すれば必ずその存在に気づくほどの風格をいつも漂わせています。 …
B級映画を輸入する際、配給会社はまず第1に多くの人に見てもらうことを意識しなくてはなりません。 そのためには、多少の脚色は厭わないとさえ言えるでしょう。 そんな脚色をしまくった邦題がつけられたB級映画が、今回レビューする『ロイヤルネイビー 米軍…
「レニングラード包囲戦」 それは第二次世界大戦時に起きたドイツ、ソ連間で行われた戦闘のひとつです。 名前の通りドイツ軍がソ連の都市レニングラードを包囲したという出来事で、レニングラードは900日近くを耐え抜き都市を守ったという歴史を持っています…
韓国ノワール映画といえば、一種のジャンルとして確立されるほど有名なものとなっています。 そのバイオレンスな描写は、刺激的で見る者を魅了してくれます。 今回レビューする『聖女/Mad Sister』は、そんな刺激的な世界を女性主人公が見せる韓国ノワール…
SF映画において、異質な存在とそれを追う者の関係というのは王道ストーリーです。(おそらく『ブレードランナー』が火付け役) とはいえ、そこからどう面白くしていくかは制作陣の手腕しだい。 今回レビューする『エスパーズ 超人大戦 』は、そんな王道スト…
11月6日にあるニュースが報じられました。 それは、俳優のジョニー・デップがDV疑惑容疑の裁判で敗訴し、それにより『ファンタスティック・ビースト』シリーズから降板が決まったというものでした。 ジョニー・デップといえばシリーズの中でも悪の親玉である…
パペットといえば、「セサミストリート」を初め、子供に人気な存在です。 それだけに長年愛され、認知度もかなりのものだと言えます。 そんなパペットが人間と共存している世界観を舞台にした作品が、今回レビューする『パペット大捜査線 追憶の紫影』です。…
「1999年7の月に人類が滅亡する」 ノストラダムスの大予言は世界を震撼させました。 それと同時に訪れたのが「世界が滅亡する」ことをテーマにした作品たちです。 CG技術の発展もあり、そのブーム(?)は、映画界でも巻き起こりました。 そんなブームにより…
デヴィッド・リンチといえば、映画界でもカルト的な人気を誇る監督です。 そんな彼のデビュー作が1976年に公開された『イレイザーヘッド』でした。 そんな彼の2作目となったのが、今回レビューする『エレファント・マン』です。 アカデミー賞で8部門にノミネ…
戦争によって人生を大きく捻じ曲げられた人は少なくありません。 それは戦時中はもちろんのこと、戦後であってもなお傷跡を遺していることは多くの映画(他の媒体)でも伝えられてきています。 今回レビューする『人間の運命』もそうした戦争による傷跡を描…
コウモリとは昔から恐怖の対象として描かれることが多い存在です。 暗闇に潜み、人間を襲うという印象があるからでしょうか。 しかし、人を襲うコウモリはごく一部であるのが事実です。(少なくとも日本では人を襲うコウモリはいないとされています) そんな…
運命の出会いのひとつに一目惚れがあります。 目と目があった時運命を感じた、というアレです。 しかし、運命とは複雑怪奇なもので、出会っていなくても惹かれ合うなんてこともありえます。 そんな運命に惹かれ合う二人の恋を描いた作品が、今回レビューする…
殺人がには必ず理由(動機)がある。 普通の人間ならそう考えるはずです。 しかし、世の中には理由なき殺人があるのも事実。 そんな異常者がもし身近に居たらと思うとゾッとします。 そんな生まれついての殺人鬼について描いた作品が、今回レビューする『ナ…
ディザスタームービー(災害映画)といえば、一定期間ごとに映画化されている印象があります。 とはいえ、災害には限りがあります。 そんな限りある災害をありったけ詰め込んだような映画『ジオストーム』が2017年には公開されました。 その同年、まったく同…
ロバート・デ・ニーロとジョン・トラボルタといえば映画好きなら必ず一度は聞いたことがある名前だと思います。 どちらも40年以上のキャリア(2013年時点)を持っていることから、多くのジャンルの映画に出演してきました。 そんなベテランとも呼べる二人の…
リー・ヴァン・クリーフといえば、西部劇で有名な俳優です。 時に悪役として、時に善玉として活躍していましたが、どちらにも共通して言えるのが渋くてカッコいいということ。 そんなリー・ヴァン・クリーフが、ミステリアスな元保安官に扮するのが『怒りの…